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ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

「ついこの間起こった事を忘れちゃだめだ」井上ひさしのメッセージが今の時代にぴったり当てはまる

公開日: 更新日:

 こまつ座「闇に咲く花」(作・井上ひさし)観劇。舞台は戦後2年経った、靖国神社の近くにある愛敬稲荷神社。

 主人公はその境内で拾われた捨て子だった男。神主に育てられ野球選手になるが、戦争に取られる。戦死したと思っていたらある日ひょっこり帰ってくる。記憶喪失になりグアム島で収容所にいたが、現地の人と野球をして記憶がよみがえったのだ。

 しかしGHQの民間情報部員が現れ、現地の人間にピンボールを投げて脳振とうを起こさせたのが、リンチだと嫌疑をかけられ、C級戦犯として逮捕されそうになる。

 彼はそのショックでまた記憶を失う。バッテリーを組んでいた親友がなんとか記憶を戻そうと努力をする。最終的な記憶は戻るが、そうなるとGHQに逮捕される。仲間たちは記憶喪失のフリをさせたまま、山奥に逃げさせようとするが、主人公はあえて警察の前で芝居をやめ、こう言う。

「ついこの間起こった事を忘れちゃだめだ。忘れたふりしちゃなおいけない」

「過去の失敗を記憶していない人間の未来は暗いよ。なぜって同じ失敗をまた繰り返すに決まっているからね」

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