テレ朝「Mステ」がジャニーズ忖度解消で“開戦”! ボーイズグループが大戦国時代に突入

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LDHからは新人3組が同時デビュー

 また、ジャニーズとは一線を画してきたLDHの実力派新人、KID PHENOMENON(キッドフェノメノン)、THE JET BOY BANGERZ(ザジェットボーイバンガーズ)、WOLF HOWL HARMONY(ウルフハウルハーモニー)の3グループも注目株。同グループは8月末に同時デビューし、Billboard JAPANウイークリーチャートで3、4、5位に同時ランクインするなど人気も上々。LDH本社に近い中目黒のコンビニにはお祝いボードが掲げられていた。

 同じくLDHで、昨年秋にタイに拠点を移したBALLISTIK BOYZ(バリスティックボーイズ)とPSYCHIC FEVER(サイキックフィーバー)も、このチャンスに日本での活動を増やす可能性もある。

 さらに、俳優としても活躍中の北村匠海(25)のバンドDISH//(ディッシュ)のスターダストプロモーションや、福山雅治(54)のアミューズなど男性俳優が多く所属する芸能事務所も虎視眈々とジャニーズの後釜を狙っている。

 同志社女子大学(メディア論)の影山貴彦氏がこう言う。

「エンタメ界が健全化に向かっているのは喜ばしいこと。フラットに戦える状況で、どのグループが頭角を現すのか興味深い。今後は、別の事務所が独占に近い状態になったり、ジャニーズにとって代わる権力にならぬよう、メディアも注視すべきでしょう」

 ジャニーズに忖度のない本当の意味での“ボーイズグループ戦国時代”は始まったばかりだ。

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