著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

“辞めジャニ”の前途洋々な旅立ちとは対照的…旧ジャニーズ所属タレント「生き残りの条件」

公開日: 更新日:

 16日付のスポーツ紙の芸能面に異変が見られた。滝沢秀明が立ち上げた“TOBE”公式YouTubeチャンネルの生配信で発表された、元“キンプリ”の平野紫耀神宮寺勇太に新たに加わった岸優太のスリーショット写真が大きく載った。

 その横の紙面には「ジャニーズ最後の日」と17日に社名変更となる話を掲載。これまで通称“辞めジャニ”の報道はジャニーズに忖度して小さいベタ記事が通例だった。逆に“辞めジャニ”の話題のある日は、ジャニタレの映画の話題などをぶつけ、白波瀬傑元副社長の指示で大きく扱っていた。

 今回は真逆。まるで、長きにわたり芸能界の頂上にいた者が降りてきて、これから頂上を目指す者たちとすれ違った。そんな光景にも見えた日だった。

 記事の内容も「ファンが不安にならないように、応援してもらえるグループになりたい」(岸)と新グループ“Number_i”を結成すると、東京ドームを借りて発表。旧ジャニーズに当てつけるかのようなスケールの大きさだった。すでに67万人のファンが生配信を見る動員力の凄さを痛感する。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン