橋本環奈「トクメイ」が「ONE DAY」に逆転勝ち?“キャラの魅力”か“懐かしネタ”がウケたのか

公開日: 更新日:

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「月9と月10を視聴率で比較すること自体に意味はありませんが、“見やすさ”“分かりやすさ”では『トクメイ』のほうが有利でしょう」としつつ、こう続ける。

「これまでクセ強めのドラマが多かったカンテレ制作枠の月10にしてはオーソドックスなので、カンテレドラマファンにはちょっと物足りないかもしれません。ただ、今期は“狙いすぎ”な作品が多いので、ある意味“安心感ある作り”が逆に新鮮とも言えます」

 特に50代、60代のオジサン層にとって橋本の「トクメイ」は、1970年代、80年代の夜7時、8時台にやっていたアイドルドラマのテイストを思い出してウケるかもしれないという。

「たとえば南野陽子さんが主演した『あいつがトラブル』(フジテレビ=89年)とか。事件解決のディテールが“ありえない”や“ご都合主義”が多くても、キャラクターの魅力で何となく見れてしまうというような。しかも橋本さんはアイドル的ルックスながら“変顔”も躊躇なくやるし、それを受け止める共演の沢村一樹さんや佐藤二朗さんとのバランスは絶妙です」(前出の亀井氏)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    巨人の“お家芸”今オフの「場当たり的補強」はフロント主導…来季もダメなら編成幹部の首が飛ぶ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 5

    国民・玉木雄一郎代表の“不倫相手”元グラドルがSNS凍結? 観光大使を委嘱する行政担当者が「現在地」を答えた

  1. 6

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  2. 7

    若林志穂さん「Nさん、早く捕まってください」と悲痛な叫び…直前に配信された対談動画に反応

  3. 8

    米倉涼子に降りかかった2度目の薬物疑惑…元交際相手逮捕も“尿検査シロ”で女優転身に成功した過去

  4. 9

    国民民主から維新に乗り換えた高市自民が「政治の安定」を掲げて「数合わせヤドカリ連立」を急ぐワケ

  5. 10

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで