二田一比古
著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

新生ジャニーズのタレントは恋愛も結婚もしやすい環境に…懸案は「ファンがどう推移するのか」だ

公開日: 更新日:

 紙媒体と歩調を合わせるようにテレビ局の動きにも変化が起き始めている。4月の改編期を前にNHKは旧ジャニーズの8番組が終了。稲葉会長は性加害問題の補償について「期待している動きに比べると少し遅い」と苦言を呈しているが、旧ジャニーズに対して「忖度をなくす」という意図も感じる。フジテレビも番組4本が終了。旧ジャニーズと少し距離を置き様子を見るようだ。テレビ朝日は4月期に4人がドラマに主演する。今期、なにわ男子道枝駿佑がGP帯初主演の「マルス-ゼロの革命-」が平均視聴率3%台と深夜ドラマ並みの数字。数字が物語る現実をテレビ局も道枝側もどう判断して、今後につなげるか。

アイドルは人気=実力と勘違いしやすい。低視聴率の現実を突き付けられたら、本人も自信をなくす。主役を急ぐより、アイドルも長い目で見てじっくり育てる時代にきている」(芸能関係者)

 後輩のリベンジにテレ朝は木村拓哉井ノ原快彦亀梨和也永瀬廉の事務所の世代を代表するエース級が配された。

「テレ朝は忖度している」と批判の声もあるが、道枝と違い期待の起用に見える。永瀬だけは深夜の時間帯だが、今の実績から妥当な選択だ。GP帯を任された木村・井ノ原・亀梨は俳優としての実績もある。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  3. 3
    17億円の損害賠償「払う気ない」と発言…「漫画村」運営者の言い分は通るのか

    17億円の損害賠償「払う気ない」と発言…「漫画村」運営者の言い分は通るのか

  4. 4
    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  5. 5
    浜崎あゆみの足の形は日本人の中では少数派だった! 過去には池田エライザも話題に

    浜崎あゆみの足の形は日本人の中では少数派だった! 過去には池田エライザも話題に

  1. 6
    だれもが首をひねった 演技派俳優・古尾谷雅人の自殺の謎

    だれもが首をひねった 演技派俳優・古尾谷雅人の自殺の謎

  2. 7
    浜崎あゆみ FNS歌謡祭で「Who...」熱唱も…またもや“別人疑惑”、「まさにwho?」の声も

    浜崎あゆみ FNS歌謡祭で「Who...」熱唱も…またもや“別人疑惑”、「まさにwho?」の声も

  3. 8
    木村拓哉ドラマはなぜ、いつもウソっぽい? テレ朝「Believe」も“ありえねえ~”ばっかり

    木村拓哉ドラマはなぜ、いつもウソっぽい? テレ朝「Believe」も“ありえねえ~”ばっかり

  4. 9
    「小池都知事はエジプトのエージェント同然」カイロ大の体質を知り尽くすジャーナリストが看破

    「小池都知事はエジプトのエージェント同然」カイロ大の体質を知り尽くすジャーナリストが看破

  5. 10
    明石家さんまSPドラマ『心はロンリー』はフジの“忖度接待”作品? 辛辣感想に誤解も混じる

    明石家さんまSPドラマ『心はロンリー』はフジの“忖度接待”作品? 辛辣感想に誤解も混じる