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松尾潔音楽プロデューサー

1968年、福岡県出身。早稲田大学卒。音楽プロデューサー、作詞家、作曲家。MISIA、宇多田ヒカルのデビューにブレーンとして参加。プロデューサー、ソングライターとして、平井堅、CHEMISTRY、SMAP、JUJUらを手がける。EXILE「Ti Amo」(作詞・作曲)で第50回日本レコード大賞「大賞」を受賞。2022年12月、「帰郷」(天童よしみ)で第55回日本作詩大賞受賞。

「五感で愉しむR&B」が一夜限りの復活 6が並ぶメロウな木曜日、ぜひ六本木に足を運ばれたし!

公開日: 更新日:

 6月6日(木)、六本木・東京ミッドタウンの〈ビルボードライブ東京〉で「松尾潔のメロウな夜間授業~R&Bの愉しみ~」が復活を遂げる!

 と勢いよく書きだしたところで、情報洪水社会を生きる本紙読者のみなさまにおかれましては、「夜間授業? それって何なの」という方がほとんどでありましょう。ごもっともです。つきましては、以下のご説明に少々お付き合いを願います。

「松尾潔のメロウな夜間授業」は、19年11月に東京ミッドタウン日比谷のレストラン〈ビルボードカフェ&ダイニング〉で始まった「五感で愉しむR&Bイベント」。100席ほどのスペースをリビングスペースに見立て、ぼくが自宅に親しい友人を招いて過ごす時間を音楽とおしゃべりと料理で再現するというコンセプトだった。

 スティーヴィー・ワンダー、ホイットニー・ヒューストンといった著名なR&Bアーティストを毎回ひと組選び、代表曲や名曲を紹介しながら、彼らが音楽史に刻んだ功績を、実際にアーティスト本人に会ったときの思い出話をまじえながら授業スタイルで語る。かなりディープな蘊蓄(うんちく)を傾けることもあれば、ぼくと親しいシンガーやミュージシャンが飛び入りで参加し、歌や演奏を披露することも。じつにメロウで、なかなかに滋味ぶかいひとときの憩い。

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