松下奈緒「スカイキャッスル」が振るわない…テレビコラムニストが勧める“ニッチな楽しみ方”

公開日: 更新日:

 7月スタートの夏ドラマの世帯視聴率が軒並み低調な中、唯一2ケタをキープしているのが二宮和也(41)主演のTBS日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」。

パリ五輪の女子バレーと重なった7月28日の第4話でも9.6%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)、それ以外は11%台です。他が5~7%台という今期のGP帯の連ドラでは“独り勝ち”ですね。でも、11日の放送は五輪中継のため休止。がっかりしているのは毎週チャンネルを合わせている視聴者だけでなく、TBS局内にもいそうです」(テレビ誌ライター)

 TBS日曜劇場は視聴習慣という優位性はもちろん、「予算も企画力も別格」(ドラマ制作会社スタッフ)ということもあり、近年は視聴率トップに君臨している。一方で、テレビ朝日“木9”枠は、前クールが木村拓哉(51)主演「Bilieve―君にかける橋―」で全話平均2ケタ、最終回は日曜劇場「アンチヒーロー」を上回る数字を叩き出したが、今期の「スカイキャッスル」が振るわない。

 超高級住宅地を舞台にセレブ妻たちの戦いを描いた韓国のヒットドラマ「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」を、松下奈緒(39)主演でリメーク。2022年に同じく韓国の大ヒットドラマを翻案した「六本木クラス」のスタッフが集結し、《この夏、セレブ妻たちのドロ沼マウントバトルが嵐を呼ぶ…!!》と鼻息も荒かったが、初回は8%台とまずまずだったものの、第2話で5%台に急落、8日放送の第3話も5%台前半だった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…