真田広之がエミー賞受賞で師匠超え 次の野望“俳優学校”設立で思い出す千葉真一さんの苦い失敗

公開日: 更新日:

 自身がプロデュース・主演を務めたドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」で、日本人初となる主演男優賞を含むエミー賞18冠を受賞した俳優の真田広之(63)。ハリウッドで評価された真田の次の野望は、世界に通用する役者の育成だという。
 
Netflixなどで世界配信されるネットドラマの影響で、若手を中心にハリウッド志向の日本人俳優は少なくない。SHOGUNのエミー賞受賞でハリウッドからも日本の時代劇や俳優への引き合いが増える中、真田はすでに日本とロスで俳優学校の創設に動き出しているというのです」(映画関係者)

 俳優学校の創設で思い起こされるのが、21年8月に新型コロナウィルスによる肺炎で亡くなった真田の師匠、故・千葉真一さん(享年82)だろう。

 真田は幼少のころ、千葉さんが設立したJAC(ジャパンアクションクラブ)入りしている。千葉さんからアクションの英才教育を受け、1966年公開の千葉さん主演映画「浪曲子守歌」に、5歳で子役デビューしている。“秘蔵っ子”として千葉さんにかわいがられた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ