著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ジャンポケ斉藤は吉本を解雇…スキャンダルで「消える芸能人」「乗り越える芸能人」はココが違う

公開日: 更新日:

 1984年から流れていた「禁煙パイポ」のCM。スーツ姿の真面目そうなサラリーマンが右手の小指を立て、「私はこれで会社を辞めました」と呟く。そんな昔のCMを思い出したのがお笑いトリオ“ジャングルポケット”の斉藤慎二(41)の性加害事件だった。

 今年7月、新宿区の路上に駐車したロケバス内で、斉藤は共演していた20代のインフルエンサーの子にわいせつ行為を行った。女性は警察に被害届を提出。「不同意性交、不同意わいせつ」の疑いで書類送検された。双方の主張に食い違う点もあり、起訴か不起訴になるかは不透明だが、行為のあった場所がロケバス内とは驚きだった。

「ロケバスをわいせつ行為の場所として使ったのですから、本来、番組にも謝罪しなければならないこと」(テレビ関係者)

 番組にも迷惑をかけた斉藤を「かばう余地なし」と判断した吉本は即座に解雇した。冒頭のCMを斉藤バージョンにすれば、「私はこれで吉本を辞めさせられました」となる。

 芸能人の密会現場の相場といえばホテル・自宅が圧倒的に多い。過去には「バレにくい」として、車で郊外のモーテルを利用する俳優もいた。最近では歌舞伎町のラブホテルの出入りを撮られた女優もいた。4年前にはアンジャッシュ渡部建不倫相手と「多目的トイレ」を利用していたことが話題を集めた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋