【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

公開日: 更新日:

「お前が好きや」と押しまくられているうちに「彼無くしては」の状態になっちゃって…

 訃報を知り、動揺冷めやらぬ彼女に火野さんとの思い出を話してもらった。

「初めてお会いしたのはNHKの『国盗り物語』の現場でした。彼は豊臣秀吉役で、私は伊賀のくノ一(くのいち=女性忍者)・木さる役。何度かNHKのリハーサル室で話してるうちに食事に行くことになり飲みに行くことになり、ある日突然、『お前が好きや』と。当時はまだ23歳で純情でしたし、そんなストレートに告白されたことなんてなかったから、押しまくられてるうちに彼が私の家に転がり込んできたんです」

 恋は盲目というが、まさにその状態だったと振り返る。

「既婚者だなんて全然知らなくて、もう一途も一途。彼無くしては1日が始まらないし終わらないくらい、大好きでした」

 だが、しばらくすると火野さんは帰ってきたり来なかったり。それでも人気俳優だけに、「映画ドラマのロケで外泊するのは当然のこと」と、あまり気にしていなかったと言う。

「困ったのは、マスコミの方々の突撃取材。自宅にまで押しかけられるもんだから、同棲解消まで、南青山、白金台、麻布十番、世田谷新町など、都内を転々。しかも彼が大の犬好きで、多い時はドーベルマンにボクサー、ダックスフンド、チワワなど6頭も室内飼いしてましたから、簡単に転居先が見つからない上に、どこも家賃が高額。引っ越し費用も含めて、ぜーんぶ私が出してたので、引っ越し貧乏になっちゃいましたよ。アハハハハ」

 小鹿さんとの同棲中も、既婚で2人の子持ちであることが発覚したばかりか、先述のように紀比呂子さん、ホーン・ユキさん、りりィさんらと浮気三昧。芸能マスコミに追いかけられると小鹿さんの家に逃げ込むように舞い戻り、ほとぼりが覚めると、また外泊が続くような生活が繰り返された。

 しかし、望月真理子さんに妊娠が発覚した時、別れるべきだと覚悟したという。

「だって、望月さんは私の友達でしたから…。裏切られたって気持ちより、『大好きな火野さんと望月さんが幸せになるなら、それでいいや』って、私からあっさり身を引いたんです」。

 血を見るような修羅場がなかったのは、逆に小鹿さんの愛情の深さだったとも言えよう。

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