著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

テレビ局に謝罪したのは吉本興業の幹部…松本人志“不在”で復帰はますます遠のいた

公開日: 更新日:

 余談だが、当時のテレビと紙媒体はライバル意識が強かった。私は火野に「テレビが来たら放送禁止用語を言えばいい」とアドバイスしたことがあった。「なるほど」と納得していたが、根が正直な火野はとっさに嘘はつけない。いつものように自身の気持ちを語っていた。正直さはテレビからも伝わる。11股ともいわれた不倫も仕事に影響することなく、名脇役になった。晩年のNHKBSプレミアム「にっぽん縦断 こころ旅」も火野の人柄がにじみ出ていた。自転車で行く先々で地元の人とのふれあいを見せていた火野は不倫対応時とまったく変わっていなかった。

 今や会見・ぶら下がり対応といえば、斎藤元彦兵庫県知事がおなじみだが、どんなに不利な状況でも、毅然とした姿勢で話す対応力。逃げずに対応することで開ける道もある。

 火野や斎藤知事と比べるまでもなく、松本は対応どころか「逃げている」イメージしかない。

「会見すれば追及されることが多い。避けたい気持ちはわかるが、イメージは悪い。せめて迷惑をかけたことを自分の言葉で謝罪するだけでも違うはず」(業界関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景