“氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

公開日: 更新日:

 TBS安住紳一郎アナウンサー(51)と脚本家の三谷幸喜氏(63)が司会を務めるTBS系「情報7daysニュースキャスター」の“炎上騒動”が注目を集めている。

 15日放送回で「就職氷河期世代の今…一生踏み台!? 苦悩続く」との特集を放送。その際にワイプと呼ばれる小窓でコメンテーターが爆笑しているところが映し出されため、《不謹慎ではないか》という指摘がSNSで相次いだ。

 この特集は、初任給30万円時代が到来したとして、初任給を引き上げる大手企業が続々と出てきているとしている。その一方で、バブル崩壊後の90年代から2000年代初頭に入社した「就職氷河期世代」は就職活動で苦労したことで知られ、さらに昨今の給与の変化をみると、20代が10%ほど増えているのに対し、50代前半は3%減少していると伝えた。

 安住アナは自身も氷河期世代だそうで「いつも割を食うのはこの世代です。怒ってます。ご覧ください」とVTRをスタートさせた。そして氷河期世代の男女が番組の街頭インタビューに「一度でもいいからボーナスをもらってみたい」などとコメントするところで、確かに慶大理工学部教授の満倉靖恵氏と、東大薬学部教授の池谷裕二氏がワイプで白い歯を覗かせている表情になる場面も見られた。「氷河期世代は報われない世代」「死ぬまで踏み台」といった悲痛な声がテロップとして流れている時も似たような感じだった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波