「文春砲」炸裂の裏に喜田村洋一弁護士あり “守護神”が見守ったスクープ連発の舞台裏

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 文春砲はなぜ強いのか?

「組織的な取材で、きちんと事実関係を押さえているからだ。例えば、19年参院選を巡る河井克行、案里夫妻の選挙違反事件の時は、50人しかいない記者のうち13人を一斉に走らせ、(法定上限を超える報酬を支払った疑いで)ウグイス嬢ら関係者に対して同時刻に事実関係をあてた。言い逃れや事後調整を許さない取材で、脈々と受け継がれてきたノウハウでもある」

 情報を持ち込めば文春はしっかり取材し、書いてくれるという評価が確立し、筋のいいタレコミや内部告発が文春に集まるようになったのである。

 私がいた社にも顧問弁護士はいた。だが、その多くは法曹界の元重鎮で、私のような若造編集者が相談に行っても「そんな取材はやめておけ、訴えられるぞ」というだけで、聞いてもらえなかった。

 古い話を持ち出して恐縮だが、週現編集長の時に「オウム真理教麻原彰晃被告の自白調書」というスクープをやった時のことだ。その年の3月にはオウムによる「地下鉄サリン事件」が起き、5月には麻原を含めた幹部たちが逮捕された。

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