橋本環奈は2つとも持っている 強敵揃いの“20代女優戦国時代”を勝ち抜く条件は「度胸」と「愛嬌」
「橋本さんも昨年10月に“パワハラ問題”が報じられ、バッシングされましたが、事務所サイドは即否定しました。男女のドロドロでもなかったし、むしろ《プロ意識が強すぎる》と好意的に変換して受け止めた視聴者も、実は意外と多かった」(前出の芸能ライター)
「天久鷹央」は、自閉スペクトラム症の天才医師が常識では解けない数々の事件を解決する《医療版シャーロック・ホームズ》(公式HPより)。世帯視聴率はこれまで5~6%台、レビューサービスFilmarksの評価は5点満点で3.1(5月30現在)と、可もなく不可もなくといったところか。
「“医療”と“推理”は連ドラとしては手堅いジャンル。登場するキャラクターも分かりやすいので、テレビをリアタイ視聴する中高年層には親しみやすい。橋本さんも超個性的なキャラクターをよく演じているし、相棒役の三浦翔平さんも安定の演技で楽しく見ていますが……」
そう語るのはテレビコラムニストの亀井徳明氏。亀井氏が「……」と口ごもった続きはこうだ。
「変人で毒舌だけど専門知識を駆使して事件を解決する“天才”と、それに翻弄される“常識人”のバディーは、福山雅治さんの『ガリレオ』シリーズ(フジテレビ系)をはじめ、ヒット作の鉄板。ただ、ドラマ版『天久鷹央』の場合、キャラクター重視のあまり、事件の動機や解決に至る推理の過程が軽すぎるように見えます。それが持ち味と言われれば仕方ないのですが、目の肥えた視聴者からは物足りないかもしれません」