芳根京子の昭和新婚ラブコメ→木村文乃の禁断純愛ものへ…フジ木曜劇場「恋愛ドラマ」2期連続放送の勝算

公開日: 更新日:

 あと3話を残して、すでに“なつ美と瀧昌さまロス”の声も聞こえてくるが、後を継ぐのもまた恋愛ドラマ。フジ木曜劇場の次作は、木村文乃(37=写真)主演の「愛の、がっこう」。木村扮する真面目な高校教師と、ラウール(21=Snow Man)扮するホストが恋に落ちる“純愛もの”というが……。

「“別世界に住む男女の禁断の恋”は、恋愛ドラマの王道ともいえます。ただ、2014年に同枠でヒットした『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』の脚本・井上由美子×演出・西谷弘が再びタッグを組むとのこと。現代の歪んだ社会をデフォルメして骨太に描く内容になるのでは。純愛ものと言っても『めおと日和』のウブさを新鮮に感じたり、癒やされていた視聴者が、それにどう反応するか。今後の恋愛ドラマの方向性を占う意味でも、気になりますね」(前出の亀井徳明氏)

 1952~54年のNHKラジオドラマ「君の名は」では《銭湯の女湯が空っぽになった》、1991年のフジ月9「東京ラブストーリー」では《月曜夜の街からOLが消えた》……かつての恋愛ドラマ黄金期にはそんな伝説も残っているが、「若者の恋愛離れ」と言われる令和の恋愛ドラマは“癒やし”か“シビア”か。どちらが支持され、どこへ向かうのか。木村は芳根の“純愛のバトン”をうまくつなげるか。

  ◇  ◇  ◇

「めおと日和」ヒットの深層については、■関連記事【もっと読む】【さらに読む】【まだまだ読む】に詳しい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」