“ラウール番宣発言”物議で波乱含みスタート…木村文乃「愛の、がっこう。」初回を見たドラマウオッチャーの期待度

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「昼顔」と同じ脚本・井上由美子氏×演出・西谷弘氏がタッグ

「お天気担当の女性が食リポをした時のこと。ラウールさんは『ありきたりな食リポ』とダメ出しした。それにスタジオの出演者たちが笑ったため、その女性は泣き出しそうな顔に。視聴者からは《言い方キツイ》《お天気お姉さんがかわいそう》《見ていて嫌な気分になった》といった批判的な声が続々で、中には《ドラマは見たくない》なんて“逆ダメ出し”もあったほどです」

 ラウールのファンからは《あの言い方はラウちゃんの通常運転》《悪気はないんです》なんて擁護する声が次々に書き込まれ、結果、ドラマ放送前からラウールの名前がトレンド入りしたというわけ。

「番宣の件はともかく、ドラマとしては緩急がついていて、第1話は拡大版でしたが、まったく飽きさせない面白さでした。脚本は『GOOD LUCK!!』(TBS系)、『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』(フジ系)など大ヒット作が多数のベテラン井上由美子さん。さすが綿密に練られた作品だという印象で、初回ラスト近くで登場人物たちの心情のどんでん返しが続き、第2話が待ち遠しくなりました」と話すのはドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏。

 ラウールとりょう(52)が母子であるという設定も、「《よくぞこのキャスティングで!》となりましたね。お2人は顔立ちが似ていますから、リアリティーがある。また、愛実とカヲルの2人には視聴者がキュンとするシーンが今後多発しそうで、今期の“キュン”ドラマの代表格となりそう」と、山下真夏氏の期待度は高いそうだ。

 異例の注意喚起や“ラウール発言”がネットで物議を醸してしまうなど、ドラマの内容ではないところで先に盛り上がってしまった「愛の、がっこう。」だが、脚本・井上由美子氏×演出・西谷弘氏というタッグは「昼顔」と同じ。「昼顔」のような一大ムーブメントを再び巻き起こせるか。

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