「ニュースも丸々信じないで!」ベテランTVプロデューサーが“メディアリテラシー”の絵本を描いた理由

公開日: 更新日:

この世に100%正しいものはない

 ある日突然、地球に宇宙人がやってきたのだが、なにが目的か分からない。そこで、選ばれた数組のユーチューバーが、宇宙人に突撃して動画を制作・公開するというストーリー。子どもも大人も楽しみながら、メディアリテラシーを高めることができるような内容になっている。

「この世の中に、100%正しいものは無いと思うことが大切だというのが、長年ニュースを制作してきて、強く思うことです。ぜひ、多くの人に“この情報は、80%くらい信じよう”とか、“これは50%くらいだな”とか、情報を採点するつもりで受け止めてほしいんです」

 鎮目さんは、テレビ業界を内部から改革する活動と合わせて、各地の学校や自治体を回って、情報との付き合い方を分かりやすく伝える活動を続けていくつもりだという。

  ◇  ◇  ◇

 鎮目さんはベテランテレビプロデューサーとして、テレビ局の問題点も分析している。関連記事【こちらも読む】『テレビの専門家として、中居正広氏問題をめぐるフジテレビの検証番組をどう見ましたか?』…もあわせて読みたい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  4. 4

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  5. 5

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

  1. 6

    世良公則、ラサール石井…知名度だけでは難しいタレント候補の現実

  2. 7

    狩野舞子は“ジャニーズのガーシー”か? WEST.中間淳太の熱愛発覚で露呈したすさまじい嫌われぶり

  3. 8

    WEST.中間淳太がジャンボリお姉さんとの熱愛謝罪で火に油…ディズニー関連の仕事全滅の恐れも

  4. 9

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  5. 10

    元大関・栃ノ心が故国ジョージアの妻と離婚し日本人と再婚! 1男誕生も明かす