“見切り発車”でタイ移住…TKO木下隆行の甘いもくろみと避けられないリスク

公開日: 更新日:

 しかし、丸腰で海外へ行ったところで、芸人として果たしてやっていけるのか。さるお笑い関係者は、「海外で成功する芸人も増えていますが…」とこう続けた。

「『あたりまえ体操』がインドネシアなどで大ヒットしたCOWCOWのふたりは、“現地語が話せないと厳しい”と本格的に移住しての活動は選択しませんでした。オリエンタルラジオ中田敦彦さんが税金子ども教育上のメリットもあってシンガポールに移住したように、木下さんもアパレルや飲食店などの事業や芸能系のプロデュース業で収益を得られる算段がついたのだと考えられます」

 話は続く。

「海外で活動するYouTuberや芸人もいますが、現地の言葉を覚え、トレンドを知り、コネクションを作ったりするのは労力も時間もかかります。今さら木下さんがそんな厳しい選択をするとは思えません。タイはかなりの親日国家ですし、居心地の良さと何らかのビジネスの狙いもあって移住を考えたのではないでしょうか」

 確かに、TKOや木下の芸風は、言葉がわからなくとも笑える、動きや表情で笑わせるものでは決してない。芸人にこだわらない活動を目指すということなのだろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ