“見切り発車”でタイ移住…TKO木下隆行の甘いもくろみと避けられないリスク
しかし、丸腰で海外へ行ったところで、芸人として果たしてやっていけるのか。さるお笑い関係者は、「海外で成功する芸人も増えていますが…」とこう続けた。
「『あたりまえ体操』がインドネシアなどで大ヒットしたCOWCOWのふたりは、“現地語が話せないと厳しい”と本格的に移住しての活動は選択しませんでした。オリエンタルラジオの中田敦彦さんが税金や子どもの教育上のメリットもあってシンガポールに移住したように、木下さんもアパレルや飲食店などの事業や芸能系のプロデュース業で収益を得られる算段がついたのだと考えられます」
話は続く。
「海外で活動するYouTuberや芸人もいますが、現地の言葉を覚え、トレンドを知り、コネクションを作ったりするのは労力も時間もかかります。今さら木下さんがそんな厳しい選択をするとは思えません。タイはかなりの親日国家ですし、居心地の良さと何らかのビジネスの狙いもあって移住を考えたのではないでしょうか」
確かに、TKOや木下の芸風は、言葉がわからなくとも笑える、動きや表情で笑わせるものでは決してない。芸人にこだわらない活動を目指すということなのだろう。