吉田羊は「本当にすてきです」と感動…先輩が食事代を払うのは異常なのか?
三田村が故・中山麻理さんと離婚した際には、そのリポーターらが集められ、「僕の主張を伝える必要はないけど、離婚に至る事情を全部話すので頭の中に入れておいて欲しい」と伝えられた。こと細かに話してくれたが、彼の人柄はわかっていたので理解しやすかった。
番組で何度か共演した中条きよし(79)は「今日は焼き肉を食べに行こう」とよく共演者たちを誘ったが、そろそろお開きの頃にスッと席を立った。財布から札束を抜き出して帯封をスパッとやぶっていたのを横目に覚えている。
松方弘樹さんとも何度も会食したが、ある時、指定の店に数人で集まっていると、本人が急用で出席できないと伝えてきた。ところが、まだ注文もしていないのに、店の主人から「勘定は終わっています」と言われたものだ。ちなみに、メニューに単価が書かれていない高級ステーキ店だった。
ところで、吉田羊とは九州の同郷で、交流のある近くの高校同士だったので、そう伝えたことがあった。すると彼女は「あっ、じゃあ、何度か行った学園祭で会ってたかも……」と返してきたが、僕が年齢が違い過ぎると話したら、「そりゃそうね」と笑った。そんな素直さが思い出される。