著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、雑誌・テレビ番組・ウェブニュースにコメントを提供。次世代俳優の発掘・紹介に力を入れ、大手芸能事務所の新人オーディションで審査員を務めたこともある。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

丹生明里は幅広い世代から愛される「おもしろかわいい、しっかり者」

公開日: 更新日:

 日向坂46時代にインタビューしたことがあるが、「電車でゆらゆらと揺られて、外の風景をぼーっと見ているのが好き」(日経BP社・ムック「日向坂46Special」20年2月発行)と語っていたのが印象的で、「電車でゆらゆらと」という表現が秀逸だと思った。

 25年1月にグループを卒業してからは、5月に舞台版「フラガール」で主演したほか、さまざまなバラエティーに出演。中でも彼女の持ち味がよく出ていたのが、7月に放送された「○○で一番面白い話」(NHK)の東京・東村山市編。東村山市に関するVTRを山里亮太・増田明美・原田泰造とともに見る番組で、「ぼそっと核心を突いたことを言う」という丹生明里の特徴がよく出ていた。

 明るいキャラと笑顔で共演者に愛されている様子も伝わってきて、バラエティーでの可能性を感じた。

 彼女の魅力をひと言で表すなら、「おもしろかわいい、しっかり者」。すごくインパクトがあるわけではないが、ちゃんとしていて好感を与えるので、ギャルやタメ語の女性タレントを苦手とする親世代の視聴者も、丹生明里のことは認めてくれるはずだ。

 視聴者をなごませ、ホッとさせる存在として、今のバラエティー番組には彼女みたいな人も必要なのでないか、と思う。

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