「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ
一方で、昨年デビュー30周年を迎えた「GLAY」はメンバー仲がいいことで知られる。ギタリストのTAKURO(54)はその理由をYouTubeのインタビューで、移動の車は「30年間2台制」とし、4人メンバーのペアは行く場所によって変わるが、移動を共にすることで互いの興味などを共有し、会話が生まれると話していた。
「ヴォーカルのTERUも昨年、音楽カルチャー誌『Rolling Stone Japan』のインタビューで、続けていくことの美学を語っています。2000年代に入って忙しすぎてメンバーのJIROがフラストレーションを溜めていた時期、解散の危機があったそう。しかし、メンバーで話し合い、《メンバー同士の話ではなく、会社と戦おう》と結束を強めたと明かしています。実際『GLAY』はメンバーで、09年に以前契約していた元事務所相手にグループの147曲について著作権を求めた訴訟の判決で勝訴。元事務所側は未払いの印税や専属契約料6億7000万円の支払いを命じられています。GLAYと同様、結成以来解散していない"老舗"バンドといえば、『ラルクアンシエル』と23年にヴォーカルの櫻井敦司さんを失くした『BUCK-TICK』。バクチクもファンや別のグループから、仲の良さが話題になるバンドです」(前出のライター)