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増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。北海道大学中退。中日新聞社時代の2006年「シャトゥーン ヒグマの森」でこのミステリーがすごい!大賞優秀賞を受賞してデビュー。12年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。3月に上梓した「警察官の心臓」(講談社)が発売中。現在、拓殖大学客員教授。

「時代に挑んだ男」加納典明(47)「笠井紀美子は過去1、2」 個性的で雰囲気があって頭も歌も良かったジャズシンガー

公開日: 更新日:

〝国籍不明〟の魅力

加納「歌も良かったしね。それに頭がいい。もちろん馬鹿ではなかったんだけど、うん、そういうことじゃない。そんな単純な話じゃないんだよ」

増田「個性的な女性ですよね」

加納「そうですね。非常に個性的」

増田「ちょっと検索してみましょうか」

加納「うん。どんなのがある? 見せて」

増田「例えばこういうの、これはアルバムの」

加納「うんうん、そうそう、これもよかったね」

増田「当時の彼女の写真を見ると国籍不明というか、そういう雰囲気ですね」

加納「そうだね。伊豆に連れて行って1日か2日ロケして写真を撮ったことがあるよ。彼女と写真集を作ろうかという話も出たけど、結局作らなかったんだ。でも、そういう写真は残ってるよ。彼女に関してはヌードは撮ってないけどな。超一流と呼ばれるジャズシンガーというよりは、前面に出るようなタイプじゃなかったんだよね。そこがよかった」

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