大谷翔平にアプローチ「女優N」って誰? ネットバラエティーのイニシャルトークに向けられる悪評の“根源”
「もっとも、イニシャルトークについては地上波で多くの批判を受けて、衰退した形式だったのに、ネット番組で行われていることに批判的な意見も出ていますね。出演者だけが実名を知って盛り上がり、視聴者には答えが明かされず『内輪だけが楽しんでいる』といった不満や『見ていて置いてけぼりになる』というストレス、『視聴者をバカにしている』と不快感を示す人もいました。テレビ側にも『イニシャルなら言っても大丈夫』という風潮があり、確証のない噂や盛られた情報を垂れ流した結果、『ガセネタでは?』と見られ、ますますテレビの信頼性が失われていった。そんな悪しき企画を今なぜ、ネット番組でやるのでしょう」(同)
地上波では同じイニシャルのタレントが無関係なのに疑われる「濡れ衣」被害を訴えて、謝罪や対応に追われたこともあったそうだ。
コメントに効果音をつけて視聴者に分からないようにする“ピー音トーク”といい、視聴者から「いじめのよう」とまで言われて、2020年代に入って、ほとんど見られなくなっていっているというイニシャルトーク。業界でも「時代遅れ」「視聴者軽視の象徴」とされているという。