田原総一朗氏が大炎上!「老害」か「表現の自由」か…武田鉄矢、萩本欽一ら大ベテラン勢が抱えるリスク

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 SNSでは、《田原氏が守ってきた「言論の自由」とは、その程度のものだったのか》《言論の自由をはき違えた暴走であり、ジャーナリズムの品位を自ら貶めるものだ》などと番組ファンからの怒りも大きい。

■人生100年時代、高齢タレントの需要が高まるが…

 最近は、高齢層のタレントによる炎上騒動が後を絶たない。お笑い芸人の萩本欽一(84)も、今年の日本テレビ系の「24時間テレビ」内で、「全日本仮装大賞チャリティSP」の審査員やゲストに「話が長い」などとコメントを遮ったり、くりぃむしちゅーの上田晋也(55)の"オチ"に厳しく当たって場を凍らせて物議を醸した。

 10月22日のフジテレビ系「サン! シャイン」ではコメンテーターを務める武田鉄矢(76)が高市首相を「卑弥呼」呼びし、「信仰の対象みたいなもの」などと発言。《気持ち悪い》などと炎上していた。

「田原さんがメイン司会で活躍をしていた1970~90年代のワイドショーや討論番組でも『死』という露骨な表現は論外でしたが、差別発言や人格否定、『バカ』や『帰れ』といった暴言はありました。田原さんにとっては、"誇張"しすぎた程度の認識でしょう。むしろ、収録にもかかわらず編集しなかったテレビ局側の姿勢が問われています。ただ、テレビを見る層が高齢で、人生100年時代のなか、CMの兼ね合いもあり、高齢タレントの需要は一定数あります。日本の歴史を知っているからこそ、語れることもある。一方、彼らは令和時代のコンプライアンスには順応できていないので、起用側の意識が重要。ただ編集側も高齢化してきて、『面白い』の感覚がズレているケースが多い。悪目立ちしているともいえます」(情報番組制作会社関係者)

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