「ちょっとだけエスパー」が大泉洋×野木亜紀子でも“ちょっとだけ”苦戦のワケ…切り札は宮崎あおい無双
「超能力という点で、リアタイでテレビに向かう層がテレ朝の火曜9時に期待するものとはズレがあったかもしれません。でもそれは“あえて”の戦略でしょうし、ドラマ自体は面白いから“低迷”というのはちょっと違う」と語るテレビコラムニストの亀井徳明氏は、「考察やドキドキとか感動とかの押し売りがないのが魅力」と、さらにこう続ける。
「“ちょっとだけ”SFチックにしてますが、“社会のひずみ”や“再生”を、さらっと押しつけがましくなくエンタメにしている。説明しすぎずに“余白”で伝えようとする野木脚本らしさは健在です。ただ、第2話のラストのブラックさだったり、第6話予告にあった“ヒーローvsヴィラン”だったりと、予定調和を“ちょっとだけ”ズラしている。それを心地よいと感じられるかどうかが評価の分かれ目になるのかもしれません」
テレ朝系火9枠の今年のラインアップは「家政婦のミタゾノ」「天久鷹央の推理カルテ」「誘拐の日」。「ちょっとだけエスパー」は冒険的ともいえるドラマだが、大泉洋の“かりそめの妻”を演じる宮崎あおい(39)の存在が視聴動機になっている層もいる。


















