「嵐」出演は絶望的か…今年も“目玉不足”で崖っぷち NHK紅白歌合戦の正念場
NHKとしては、ここを活動休止中の嵐で埋め、低迷する番組視聴率を一気にV字回復させる腹積もりだったという。いずれにせよ出場の可能性は限りなく低くなってしまった今、紅白関係のスタッフは肩を落としているという。民放編成関係者はこう話す。
「ここ数年ずっとそうですが、“国民的な人気歌手”が出にくくなり、目玉不在は否めません。今年は、“国民的アイドル”だった『AKB48』の現役メンバーに加え、前田敦子・高橋みなみ・小嶋陽菜・板野友美・峯岸みなみ・大島優子・柏木由紀・指原莉乃ら全盛期のメンバーも出演しますが、パンチ不足は否めない。かつて日本人の半分が視聴していた紅白歌合戦にしては、あまりに寂しい凋落ぶりです。年々、視聴率が下がり続ける中、嵐が本当に出場しないなら、紅白の視聴率ワースト記録更新はまず避けられないでしょう」
この窮地をNHK局内で虎視眈々と眺めている勢力が報道局だという。
「彼らは以前から、紅白の巨額制作費を問題視し、『質の高い報道特番に予算を回せ』と突き上げていた。今回、さらに視聴率も取れない場合、報道局による巻き返しが起きる可能性は否めない。さらに来年以降の放送時間の短縮、あるいは番組そのもののリストラ案が役員会で提案される可能性さえある。紅白は最低でも10億円はかかってしまう。報道はこの予算を狙っているわけです」(NHK関係者)


















