カミナリ2人の“野望”は稼げる「悪ふざけ」をテレビに取り戻すこと
カミナリは、永野がブレークしたのを見て「隣にいた人がテレビに出れるようになったのを目撃した」(テレビ朝日系「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」22年4月4日)と刺激を受けて、コントから漫才に転向する。
その際、永野から「地元の言葉を使え」というアドバイスを受けた。だが、北関東の方言漫才といえばU字工事のイメージが強い。差別化するために、栃木ネタをする彼らに対し、カミナリはなまっているだけで、地元ネタはしないという方針を立て、永野ブレークの翌16年に「M-1」決勝進出を果たしたのだ。
わずか1年ほどで、どつき漫才を完成させた裏には、またも永野のアドバイスがあった。「頭叩いてバイオレンスに見えるから、カミナリは田舎から出てきてるから、おばあちゃんとか、お母さんとか、家族とか、ほっこりするようなボケ、セリフを入れてったら、バイオレンスが中和されるんじゃないか」(「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」22年4月11日)と。
確かに、今はYouTubeの方がやりたいことはできると言う、たくみだが、「でも、俺らはテレビっていう難しい媒体で好きなことをやって、『テレビで何やっちゃってるの?』って言われるのがひとつの目標」(「ORICON NEWS」=前出)だと語っている。「テレビが一番夢が詰まってるっていまだに思ってますし、『何かやりたいことがありますか』って聞かれたら、まず『テレビで』っていうのが出てきます」(同前)とまなぶも言う。
そんな、まなぶの夢は「副業をせずにお笑いだけでプライベートジェットを買うこと」(テレビ東京系「あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~」20年11月24日)。「悪ふざけ」をテレビに取り戻す。それが、カミナリの“野望”なのだ。



















