後見人は地元実業家 清原被告に「広島移住」再出発プラン

公開日: 更新日:

 覚醒剤取締法違反の罪で逮捕・起訴された、元プロ野球選手の清原和博被告(48)の初公判が17日、東京地裁(吉戒純一裁判官)で開かれ即日結審、検察側の求刑は懲役2年6月だった。

 深刻な常習性が疑われるものの、初犯で罪を認めていることから、執行猶予付きの有罪判決になるとみられているが、警察庁が発表している昨年のデータによれば、覚醒剤事件の再犯率は64.8%。清原被告が該当する40歳代は、それが72.2%にまで跳ね上がる。今年2月に逮捕されて以降、「現役時代から薬物に手を染めていた」との証言が相次いだ清原被告がいつまた、道を踏み外すか分からない。周囲の最大の懸念もそれだ。

■「東京には悪い仲間が多すぎる」

「そこで浮上しているのが、地方移住計画です。東京には、クスリを覚えた清原被告が、一緒に遊び回り、悪さを重ねた仲間がまだ多くいる。暴力団関係者との付き合いもそうだし、手ぐすね引いて待っている売人もいるかもしれない。保釈されてから、清原被告の携帯電話の電源は切りっぱなしになっているといわれていますが、それも筋の悪い人間との関係を断ち切るため。現在の支援者のアドバイスです。東京にいれば、マスコミの取材攻勢にもさらされる。支援者の中には、マスコミ相手に取材謝礼でひと稼ぎしようと企む連中もいますが、少しでも再犯のリスクを減らすため、思い切って環境を変えようという話が出ているそうです」(事情通)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ