横山やすしは愛人36人 平成スキャンダル王の破天荒ぶり

公開日: 更新日:

 12月に入り、平成を総括する番組や企画が増えてきた。6日放送のTBS系の朝の情報番組「ビビット」でも「ワイドショーを彩った言葉 平成30年史」として、平成のお騒がせ芸能人を一気に見せた。

 中でも隠し子騒動の丹波哲郎や大麻・コカインをパンツに隠し持ってハワイで現行犯逮捕された勝新太郎、“天才漫才師”と呼ばれながらも、度重なる不祥事から所属事務所を解雇され、不遇の晩年を過ごした横山やすしら、その破天荒ぶりは今、見てもすごい。

「勝新の『もうパンツははかない』は芸能史に残る名言ですが、咽頭がんを公表した際に『たばこはもうやめた』と言いながら、その直後、たばこを吸いながら悠然と会見する姿にも唖然。大物の貫禄にリポーター陣も圧倒されていました」(テレビ関係者)

「番組では横山やすしの息子・木村一八に、父親との思い出話を聞いていましたが、メガネをかけていたせいか、その風貌が当時のやっさんそっくりで驚きました」(別のテレビ関係者)

 当時の父のVTRを見て「同世代にあんなヤツおったらどないしょーっていう」と感想を述べた一八。「亡くなる数日前にいろんなことを聞いたけど、思っていたよりまとも」と言いつつ、「俺の愛人たちを頼むなって言うて36人分の住所と連絡先を教えられて、ここでトドメ刺したろかって思ったけどね」と最後はきっちり父親譲りの話術で笑いをとった。

 今こそ、一八主演で「横山やすし物語」をやればいいかも。

 大物芸能人、ネタは尽きまじ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波