著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

画面から副流煙?ダメ駄目ばかりで名作ドラマは生まれない

公開日: 更新日:

 テレビ神奈川で、あの「俺たちの旅」を再放送していたので、つい懐かしさで見てしまった。

 1975年に作られたドラマには、当時の街並みやファッションも描かれており、とても興味深かった。

 中村雅俊田中健、秋野太作が演じるカースケ、オメダ、グズ六3人の友情を描いた青春ドラマは、40年以上経った今もなお古びるどころか、逆にあの時代のドラマは、どうしてこうも心を打つのかとすっかりハマった。

 そして何よりも衝撃的だったのは乳首がそのまま映っていたこと。

 金沢碧が演じるバスケットボール部マネジャー、ヨーコが部室で着替えるシーンで上半身があらわに。それをオメダが盗み見して彼女を女性として意識する。とても重要なシーンであり、そこで乳首が見える。視聴者にとっては見えるか見えないかでドキドキ感が違う。下着姿を見ただけとは、興奮度が月とスッポンだ。

 それが今はどうか。コンプライアンスとかいうカタカナのために、何でもかんでもダメ駄目。これじゃ、名作ドラマは生まれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の沖縄「慰霊の日」追悼スピーチは99%安倍元首相のコピペ…唯一の違いは旧日本軍の神聖化

  2. 2

    歌手・小椋佳さん「たばこの煙が悩みを解いてくれた」…82歳の今も週1でコンサート

  3. 3

    注目の集中審議で高市首相が“錯乱答弁”連発…「中傷動画」「サナエトークン」野党質問を圧殺し被害者ヅラ

  4. 4

    “因縁”のネトフリが中継…大谷翔平が球宴ホームランダービー出場を躊躇する本当の理由

  5. 5

    ドラ1候補の沖縄尚学・末吉良丞“まだ治らない左ヒジ”に日米スカウトやきもき…夏の甲子園沖縄県予選きょう23日開幕

  1. 6

    阪神・佐藤輝明の「内憂外患」…今オフのメジャー挑戦を妨げる2つの事情

  2. 7

    【高校野球怪情報】沖縄尚学・末吉良丞“プロ回避”に現実味…左肘不安で浮上する「東都の名門」の影

  3. 8

    維新の念願「都構想」は絶望的…足元見た高市首相が吉村代表に“諦めろ”と引導渡す

  4. 9

    高市首相の「反社会性パーソナリティー」を精神科医が懸念…海外メディアもG7での“虚勢”をさらし上げ

  5. 10

    『グッド・デイ・サンシャイン』一筋縄ではいかないヘンテコこそが中期のすべて