槇原敬之容疑者の覚醒剤所持逮捕 なぜ今のタイミングか?

公開日: 更新日:

 デビュー30周年という節目になぜまたという落胆と疑問はファンならずともぬぐえないところだ。

 歌手の槇原敬之容疑者(50)が13日、覚醒剤と危険ドラッグを所持したとして警視庁に逮捕された。槇原容疑者の所属事務所にも家宅捜索が入るなどしているが、槇原容疑者は現行犯逮捕ではなく、逮捕容疑は2年前の2018年4月11日に当時住んでいた東京・港区海岸のマンションの一室で覚醒剤0.083グラムを、同3月30日に同じ部屋で危険ドラッグのラッシュ約64.2ミリリットルを所持した疑い。尿検査の結果はこれから判明するが、なぜ逮捕まで2年もの時間を要したのか、その理由が気になるところだ。

 アトム市川船橋法律事務所・高橋裕樹弁護士はこう言う。

「約2年前の段階で薬物を確認して証拠としては十分に固めていながら今のタイミングで逮捕した理由が分かりません。警察としては覚醒剤の所持を否認しても確実に使用で処罰できるタイミングを計っていた可能性がありますが、容疑者を泳がせていて、いつでも逮捕できる状況にあったのは確かです」

 つまり槇原容疑者は警察にマークされたまま“泳がされていた”という見方もできるわけだ。

【写真ギャラリー】槇原敬之被告が保釈

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波