どちらも大規模な「児童性愛」事件なのに…トランプを追い詰めるエプスタイン疑惑と、風化するジャニーズ疑惑

公開日: 更新日:

 エプスタインに少女を「供給」していた愛人ギレーヌ・マクスウェルも逮捕されたが、「恩赦が与えられればトランプの潔白を証明する」と交換条件を出しているという。

 事件の真相を追ったドキュメンタリーの中で、被害女性たちは実名顔出しで、エプスタインにされた性加害の実態を赤裸々に語っている。罪を償わずに死んだエプスタインも、それに加担した連中も絶対許さないという気迫が伝わってくる。

 ひるがえってこの国はどうか。多くの少年たちに性加害していたジャニー喜多川が亡くなったのは、くしくも2019年。英国のBBCがこの醜悪な事件を放送したのが2023年春。大きな問題になり、テレビ局とジャニーズ事務所との癒着構造にもメスが入るかに思われた。

 だが、事務所は看板を変えただけで存続し、事件はあっという間に風化し、何もなかったかのようにジャニタレがテレビを闊歩している。

 この事件の真相を追及するテレビメディアは、BBCとNHKスペシャルを除いては皆無である。フジテレビを筆頭に、この国のテレビ局の堕落は今に始まったことではない。だが情けない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網