クリエーター 高橋晋平さん(35) 頚肩腕症候群

公開日: 更新日:

 頚肩腕症候群が気づかせてくれたものは、健康をおろそかにしてはいけないことだけではありませんでした。病気になったらひとりでは耐えられないと思うようになり、結婚を考えるようになりました。

 それで初めて婚活パーティーに申し込み、その時出会った妻と結婚しました。ある意味ビギナーズラックですね。偶然にも妻は鍼灸師。僕自身が鍼のおかげで病気が治ったこともあり、職業としてまず好感があった。話をしたら意気投合、結婚の意思があって集まった者同士なので話もすぐまとまり、会って半年で結婚。翌年に娘が生まれました。

 あの時、寝たきりを経験しなかったら、そのままワーカホリックで突き進み、家族を持つこともなかったかもしれません。今は同じ症状を繰り返さないように毎朝ラジオ体操をし、週に1回はスポーツクラブで泳いで体をほぐすようにしています。

 そして、仕事と家庭、それに健康を考えつつ、自分の好きな企画の分野を究めようと今年の10月に起業しました。みなさんが企画することを楽しめるお手伝いをさせていただくことで、幸せを分かち合えるようになるのが僕の目標です。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち

  4. 4

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  5. 5

    クマと遭遇しない安全な紅葉スポットはどこにある? 人気の観光イベントも続々中止

  1. 6

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲

  4. 9

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  5. 10

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が