1カ月処方が可能に…「痩せる注射薬」知っておきたい正しい使い方

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「最大用量に達するまで、準備期間を入れると1年ほどかかります。ところが、自由診療の医療機関の中には最初から2番目以降の用量の薬を出しているところがあります。また、痩せる効果を高めるためほかの薬を併用して出したりしているところもあり、副作用が一層危惧されます」

 さらに、投与期間の長さだ。

「WHOは長期間使い続けることで効果を得やすくなることを示しています。患者さんによりますが、段階的投与の5~6カ月を経て高用量に達したら、しばらくは継続して使い続けることが望ましい。日本では最長投与期間が決められており、ウゴービは最大68週間(約1年4カ月)、ゼップバウンドは最大72週間(約1年5カ月)。正しい投与方法によって副作用やリバウンドが起こりにくくなり、患者さんの中には糖尿病、高血圧脂質異常症などの薬を減らせる人もいます。年単位の治療中に、適切な食事運動が習慣化する人も多く、その影響も結果に反映されていると考えています」

 自由診療では、長期間使い続けることは困難だ。月単位の使用では、薬の効果を十分得られないこともある。SNSでは「薬をやめたらすぐリバウンドした」という声も散見するが、それは間違った投与方法が関係している可能性は大いにある。

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