おいしそうな通り<広尾・日赤通り>

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 広尾駅から日赤病院まで向かう緩やかな坂道は、全面「黄色」だった。空を見てもイチョウの葉、地面を見てもイチョウの葉。

 上京したてのお金がなかった頃、時間つぶしに東京都立中央図書館へよく来た。蔵書数は国内の公立図書館で最大級……とは当時知らなかった情報だが、ここの図書館の雰囲気が何となく好きだった。故郷の大阪にはなかった、外国のような広尾の街並みも私を引きつけた。

 特に、イチョウの葉が色づく季節は最高。なぜならイチョウの葉は、和食を連想させ、ちょっとお腹が満たされたような気分になるのだ。20代の私には、菓子パン1個の昼食は物足らなかった。

 久しぶりに訪れた日赤病院は、改装でずいぶん美しくなっていた。こんな“おいしそうな”イチョウ通りを歩いても、体調が悪けりゃ、楽しめない。健康は大切だと思う。

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