中国鶏肉パニック 外食・コンビニ23社「産地」緊急調査

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 中国の食肉加工会社「上海福喜食品」による期限切れ鶏肉販売問題は、ついに刑事事件に発展した。日本政府も同社商品の輸入を差し止めたが、鶏肉を中国から調達している日本企業は少なくない。コトは1社だけの騒動で収まるのか。

 上海市公安局は「上海福喜」の責任者や品質担当幹部ら5人を逮捕。上海食品監督当局が同社商品を約100トン押収するなど、調査に乗り出した。

 中国に詳しいジャーナリスト・姫田小夏氏はこう言う。
「今回の事件の背景には、中国独特の<バレなければ何でもあり><稼ぐが勝ち>という商慣習があります。習近平体制の腐敗撲滅キャンペーンにより自粛の動きが広がってはいますが、中国は贈収賄社会。不正が明るみになれば罰金やワイロでカタがつく。日本のような商業道徳を求めるのは難しいのが現状です」

 厚労省によると、「上海福喜」から輸入された食肉加工品は、この1年で約6000トンに上るという。取引のある日本企業は「日本マクドナルド」と「ファミリーマート」だけだが、中国産の加工鶏肉の輸入量は右肩上がりで伸びている。2004年の鳥インフル騒動を機に生の鶏肉が輸入停止になったので、加工肉はどんどん増えているのだ。13年度に輸入した約43万トンのうち、中国産は51%。農水省がお墨付きを与えた108施設の調整品だけが輸入を許されているのだが、これも安心できない。

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