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拡大必至の「デング熱」 代々木公園に近い繁華街は要注意

「10年前からデング熱の国内感染を恐れ、警鐘を鳴らしてきました」

 こう言うのは、熱帯医学に詳しい人間総合科学大教授の藤田紘一郎氏。70年ぶりに確認されたデング熱の国内感染者が10代女性に続き、20代の男女にも広がったことを受けての発言だ。

 3人は都内の学校に通う同級生。秋の学園祭に向け、ダンス練習をしていた代々木公園で感染したとみられる。東京都はデング熱を媒介するヒトスジシマカを駆除するため、公園に殺虫剤を散布。“撲滅作戦”を実施したが、危ないのは公園だけではない。

「デング熱は、ヒトスジシマカが感染者の血液を吸って別の人を刺し、ウイルスを注入して2次感染を起こします。人から人には感染しません。私が研究で何度も訪れたインドネシアやタイ、フィリピン、インドなどは患者数が特に多い。そういうエリアで感染が広がるのは、決まって人が行き交う都市部の繁華街。代々木公園に近い渋谷や原宿、新宿は要注意です」(藤田氏)

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