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中村教授「2万円」騒動から10年…日亜化工の成功報酬は今

 中村修二教授(60)のノーベル賞受賞で、再び脚光を集めているのが古巣の「日亜化学工業」(徳島)だ。

「中村氏を含む多くの日亜化学社員と企業努力によって実現した青色LEDであることは、光関連技術の日亜化学にとっても誇らしい」――。日亜のコメントは、かつての同僚の栄誉を称えるよりも、あくまで青色LEDは自社の研究成果と強調するような内容だった。

 あらためて同社にコメントの真意を聞くと、「(受賞は)中村氏だけではなく、多くの社員も努力したからということ。そう受け取っていただいて結構です」(広報)と淡々と答えた。05年に和解が成立した発明対価をめぐる激しい“法廷バトル”のミゾは今も完全には埋まっていないのだろう。

 とはいえ、中村教授が開発した青色LEDが、徳島の中小企業だった日亜を「世界企業」に押し上げたのは事実だ。

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