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日亜化工の創業者長男が明かす 中村教授のLED開発秘話

「誰に一番感謝していますか」と問われて中村教授が真っ先に挙げた人物は、自身が20年間勤めた日亜化学工業の創業者、故・小川信雄氏だった。

 中村氏が開発費3億円をかけて「青色LEDを作りたい」と直訴した際、「ええわ、やりなはれ」と、あっさりOK。サントリー創業者の鳥井信治郎氏を彷彿させるが、どんな人物だったのか。

「陸軍医学校に入り、南方戦線へ軍医直属の薬剤官として従事。終戦後の56年に、出身地である徳島県阿南市で日亜を設立しました。89年に社長を退き、02年に死去。享年90でした。2男2女をもうけていますが、現社長の小川英治氏は長女の婿養子に当たります」(マスコミ関係者)

 信雄氏の長男・雅照氏は「父は非常に豪胆な性格でした。一方で、会社運営のための細かい手続きなどは緻密に処理するなど、繊細な一面もありました」とこう続ける。

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