愛川欽也さんは自宅で“最期” 「がんでも治療せず」という選択

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 仕事をとるか、命をとるか。愛川欽也さん(享年80)の訃報に触れ、自分の最期について考えさせられた人もいるかもしれない。愛川さんは昨年冬に肺がんが見つかったが、本人の希望で手術を受けず、在宅で治療を受けながら“仕事を優先する人生”を選択した。

 サラリーマンで80歳まで仕事を続ける人は少ないだろうが、家族や友人と楽しい人生を全うしようと思えば、治療とはいえゴール目前の人生を病院に缶詰めにされるのはつらい。「オレも愛川さんみたいに」という思いを強くしたはずだ。

 肺がん治療の権威で、新座志木中央総合病院名誉院長の加藤治文氏が言う。

「脊髄に転移していたという報道から推測すると、愛川さんの肺がんはかなり進行していて、恐らくステージ4だったのではないか。そうだとすれば、医師の十分な説明を受けた上で、自分らしい人生を全うするために治療を受けないという選択肢はあり得ます。そういう患者さんは決して少なくありません」

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