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当初は目つきが悪いと不評も 森永「キョロちゃん」命名秘話

 森永製菓の「チョコボール」が元気だ。1967年の発売以来、ワクワク感をテーマに進化を続けるが、近年は子どもだけでなく、大人世代へのアプローチにも注力。今年は主力の定番商品を品質・デザインともにリニューアルし、ファン層を拡大させている。

 65年発売の「チョコレートボール」を前身に、67年、初代チョコボールは誕生した。進化のポイントはパッケージ。箱の上部を引き上げると“鳥のくちばし”に似た取り出し口が出てくることから、鳥をイメージしたキャラクター「キョロちゃん」を登場させた。

「当初は『目つきが悪い』など社内での評判はよくなかったが、その印象を逆手にとって、目がキョロキョロしているから『キョロちゃん』と命名した」(マーケティング本部の野条理恵氏)

 結果的にこれが吉と出て大ヒット。いまとなってはキョロちゃんあってのチョコボールである。さらにもうひとつ、「おもちゃのカンヅメ」も勝因だ。箱のくちばし部分に金のエンゼルマークがあれば1枚、銀なら5枚で必ずもらえるカンヅメは、子どもの心をしっかりつかんで、チョコボール人気を不動のものにした。

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