“青缶”一つで全身OK 「ニベアクリーム」の好調支える一貫姿勢

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“ニベアの青缶”でおなじみ。顔にも体にも、全身に使えるスキンケアクリーム「ニベアクリーム」(ニベア花王)が絶好調だ。1968年発売のロングセラー商品だが、近年、そのコストパフォーマンスの高さで改めて脚光を浴び、大ブレーク中。2014年は過去最高の売り上げを記録した。

 1911年にドイツで誕生し、68年に日本上陸。こってり硬めのテクスチャーで、しっとりとした素肌を保つニベアクリームは、高品質ながらリーズナブル。家族みんなで使えるとあって大ヒットし、一家に一個のペースで広く浸透していった。

「ニベアクリームのイメージは、信頼、やさしさ。親から子へ世代を超えて引き継がれる愛情。そういうものがすべて包含されている」(マーケティング部の雨宮綾子氏)

 時代は変わり、一人一人のスキンケアが当たり前になると、顔用、ボディー用などカテゴリーも細分化。ニベアもラインアップ拡大を進めるが、ブランドのシンボル的存在であるニベア青缶は変わることなく、一貫して、全身これひとつでOKというアプローチを続けてきた。そのブレない姿勢が、近年の好調を呼ぶ。まずは10年にテレビ番組の影響で再注目を浴びると、翌11年、生誕100周年を機に復活したテレビCMも好評を得て、売り上げが大きく上昇する。

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