オヤジに人気「ワンカップ大関」 当初の狙いは“若者”だった?

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 大関が販売する「ワンカップ大関」はカップ酒のパイオニアだ。発売から50年を超え、現在までの累計販売数はブランド全体で約42億本(180ミリリットル換算)。中高年の根強いファンを抱えながら、近年は若年層へのアプローチも強化している。もっとも、本来のターゲットはそこ。1964年東京オリンピックの開催に合わせて発売されたワンカップ大関は、そもそもオジサン向けに生まれたものではない。

「当時、一升瓶からとっくりなどについで飲むのが主流だった清酒業界で、いつでもどこでもすぐに飲める日本酒として開発したのがワンカップ。若年層をターゲットに、手軽に日本酒を楽しめる文化の創造を目的とした」(宣伝・広報グループ係長の北川浩史氏)

 まずは「コップのまま飲むかっこよさをアピールする」「中身は一級酒とする」など性格付けを徹底。容器については、広口瓶の開発から、ワンタッチで開栓できるキャップなどの包材に至るまで、試行錯誤を重ねて新しいカタチを実現した。横文字の「OneCUP」と斬新なパッケージはオリンピックを意識したもの。「世界の国々の人にも楽しんでもらえるよう、デザインにもこだわった」(北川氏)という。

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