シェリーめぐみ
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シェリーめぐみジャーナリスト、テレビ・ラジオディレクター

横浜育ち。早稲田大学政経学部卒業後、1991年からニューヨーク在住。

がん生存者への“ご褒美”は「借金」という米国の現実

公開日:  更新日:

 アメリカでは、働き盛りのがん患者の約3分の1が治療後に借金を背負い、3%が自己破産していることが調査で明らかになりました。そのため、「がんサバイバーに対するご褒美は借金」と皮肉まじりに報じられています。

 オレゴン州ポートランドのカイザー健康調査センターが、18歳から64歳の約5000人のがん生存者に対して行った調査で、「負債者の半分は1万ドル(約120万円)以上の借金を抱えている」とのこと。また、がん生存者の自己破産の確率は、そうでない人の2倍という調査結果もあります。

 がん治療で最も負担になっているもののひとつは薬代で、化学療法の場合、1カ月1万ドルから最高で6万ドル。この金額は、過去15年間に5倍から10倍にはね上がったと「マヨ・クリニック・ジャーナル」が伝えています。これはほかの病気の治療費の伸びに比べ、3倍の伸び率だそうです。

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