問題発生こそ好機 “瓢箪から駒”の成果は失敗から生まれる

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「失敗」なしに想定を上回る好結果は出せない――。こう話すのは「逆転思考」を上梓した森上隆史氏だ。森上氏が率いる「プライマルグループ」は新規事業開発専業のコンサルティング会社として最大規模を誇り、創業して10年、増益増収を続けている。

 森上氏は外資系のコンサルティング会社から音楽業界に転身。新人アーティストの発掘・育成を手掛けた後、ソフトバンクグループで音楽事業会社の立ち上げ業務に関わり、現在の前身となる会社を設立した。

「失敗の経験は多々ありましたが、新規事業のコンサルティングを主にやり始めて、改めて失敗の重要性を認識しました」

 これまで400以上の新規事業に関わってきた。誰もが認めるエースが、失敗を経験していなかったがゆえに挫折するケースも多々見てきたという。

 某大手企業勤務のAさんは研究者として社内トップの成果を出し、会議で営業職をやり込めるほど弁舌も立った。そして会社肝いりの新規事業立ち上げリーダーに任じられる。周囲も本人も成功を確信していた。

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