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子供置き去りは“虐待”と専門家 何が「良いしつけ」なのか

 北海道で7歳の男児を置き去りにした父親は、子供が車や人に石を投げたのをたしなめるためのしつけだったと説明している。だが、現場は道道から未舗装の林道を入って1キロ地点。「地元の人もまず通らない」(地元関係者)という。そんなところに土地勘のない子供を放置することが、しつけになるのだろうか。もっとも、ちょっとズレたしつけは、一般の家庭にもなくはない。

 大阪産業大客員教授・八幡義雄氏(初等教育)が言う。

「北海道のケースは、富士の樹海のようなところが置き去り場所ですが、『おもちゃ買って』と店の前で座り込みグズる子供にイライラした親が、そのままどこかに行ってしまう光景は街中でよく見かけます。昔なら、買えない理由を言い聞かせたり、ちょっと離れたところで様子を見守って泣きだしたら戻ったりしたのですが、今は違う。親も暴発的にどこまでも離れて行って、たとえばたばこを吸って落ち着いたときに『あっ……』と気づく。林道と街中と場所が違うだけで、どちらも虐待です」

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