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年間177億円…現金の落し物はどうやって本人確認するの?

 全国で1年間に落とし物として警察に届けられる「現金」はいくらか。正解は約177億円(平成28年中)。裸か封筒に入った現金のみで、財布の中身は含まれていない。この春に報道された米トランプ大統領の05年の年収に匹敵する金額だ。そんなに落とすカネがどこにあるのか不思議だが、気になるのは本人確認の方法。札に名前が書いてあるわけではない。どうやって名乗り主が持ち主と確認するのか。

 警察庁の広報担当者が言う。

「現金、物品にかかわらず、物件の種類や特徴、遺失した日時、場所等を聴き、拾得したものと照合して、本人かどうか確定します」

 現金の場合、金額も重要だが、1円単位で合わなければダメというわけではない。より重要なのは状況証拠の積み重ねらしい。

 そういわれてみると、財布を落として交番に届けると、財布の色や材質、メーカー、入っていた金額やキャッシュカード・クレジットカードの会社名と枚数などとにかく細かく聴取される。それが1000万円単位ならなおさらだろう。

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