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【フライドポテトのチーズ巻き】揚げたチーズの塩気が◎

櫻茶ヤ(東京・向島)

 このフライドポテトのチーズ巻きは、櫻茶ヤの調理場のメンバーとの忘年会で、もんじゃ焼きを食べている時、思い付いたそうだ。

「作り方は極めて簡単です。フライパンにピザ用のとろけるチーズを敷いて加熱し、少し焦げたらチーズの上に揚げたフライドポテトを置いてクルクルと巻くだけ。味付けはポテトに塩と胡椒を振るだけです。チーズに塩気があるので、ポテトに味が付いていれば、塩胡椒もいりません。気を付けることは、強火だとチーズが溶ける前に焦げてしまうので、強火にしないこと。それだけです」

 ひとつつまんで口に入れると、とろけたチーズとポテトの相性がバツグン。チーズを少し焦がすのがポイントなのだろう。この塩気は酒が進む。ビールにも、ワインにも、ハイボールにも合う万能選手である。意外にも、冷たくなってもチーズの味がより強くなって、これまたおいしいのがウレシイ。

「実は、チーズ煎餅といって、とろけるチーズをフライパンにのせ、スプーンの裏で薄くのばして焼いただけでもおいしいですよ。もんじゃ焼きの煎餅を作る要領でやって下さい」

《材料》
・ジャガイモ
・ピザ用チーズ
・青のり
・塩
・胡椒

《レシピ》
(1)皮付きポテトを揚げる
(2)フライパンでピザ用チーズを薄く焼く
(3)チーズの上にポテトを置いて巻く
(4)青のりを振る

今日の達人 添野光二さん

▽そえの・こうじ
栃木県出身。58歳。調理科のある高校を卒業後、上京。五反田の割烹を振り出しに京都料理の店、新潟料理の店、ホテルなど日本料理店で修業。

▼櫻茶ヤ 昭和8年創業。いまも芸者を残す都内随一の料亭街である墨田区向島で4代続く老舗の料亭。一歩、中に入ると、多くの文化財や絵画、陶器、掛け軸が飾ってあり、別世界。最近は外国人客も来店している。
墨田区向島5―24―10 ℡03・3622・2800

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