• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

【枝豆の醤油煮と谷中生姜のもろみ揚げ】つまんだ指までおいしい

櫻茶ヤ(東京・向島)

 なるほど、料理はアイデアひとつなのだ。塩で茹でた枝豆ももちろんおいしいが、濃い口醤油で煮た枝豆は一味違う。安物の冷凍枝豆を高級品に変えてしまう。

 作り方はいたってカンタン。枝豆のヘタを切って塩をふり、うぶ毛を洗い落としたら、水、濃い口醤油、酒、砂糖少々、うま味調味料少々を入れた鍋に枝豆を入れ、アルミホイルで落とし蓋をして3~4分煮上げるだけである。

「皮に味が染みているでしょ。食べる時に指に味が移るから、指をなめるだけでも酒を飲めますよ」

 ホントだ。たしかに指もうまい。醤油と砂糖の味付けは、日本人が一番好きな味だから当然である。塩で茹でた枝豆は、しょっぱいだけの時もあるが、醤油で煮た枝豆は甘じょっぱくて、なんだか豆も高級なずんだ豆のよう。

 もう一品は生谷中生姜のもろみ揚げ。谷中生姜の中に味噌を差し込み、てんぷら衣で揚げる。生姜の味がやさしい。揚げた味噌の味が、これまた酒に合う。

《材料》 
・枝豆
・濃い口醤油
・酒
・砂糖
・うま味調味料

《レシピ》 
(1)枝豆のヘタを切り、塩をふり、うぶ毛を洗い流す
(2)鍋に枝豆を入れ、水、濃い口醤油、酒、砂糖少々、うま味調味料を入れ、アルミホイルで落とし蓋をし、強火で3~4分煮上げる。ポイントは枝豆は煮過ぎず硬めに煮ること

 《材料》 
・谷中生姜
・もろみ味噌
・田舎味噌

 《レシピ》 
(1)生の谷中生姜の先を割り、もろみ味噌と田舎味噌の同割を差し込む
(2)てんぷら衣で揚げる

今日の達人 添野光二さん

▽そえの・こうじ
栃木県出身。58歳。調理科のある高校を卒業後、上京。五反田の割烹を振り出しに京都料理の店、新潟料理の店、ホテルなど日本料理店で修業。

▼櫻茶ヤ 昭和8年創業。いまも芸者を残す都内随一の料亭街である墨田区向島で4代続く老舗の料亭。一歩、中に入ると、多くの文化財や絵画、陶器、掛け軸が飾ってあり、別世界。最近は外国人客も来店している。
墨田区向島5―24―10 ℡03・3622・2800

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    虎最下位で金本続投白紙…後任に掛布・岡田という“断末魔”

  2. 2

    「言論の自由がない」D.スペクターさん東京五輪狂騒に苦言

  3. 3

    ラミ監督は窮地…DeNA“横浜回帰”で浮上する次期監督の名前

  4. 4

    投票の“証拠写メ”強制…沖縄知事選で自公が異常な締めつけ

  5. 5

    浮沈はサーシャに…大坂なおみ“女王君臨”への落とし穴

  6. 6

    巨人が4年連続V逸…広島をマネしたくてもできない断末魔

  7. 7

    杉田水脈議員“擁護論”の怪 「論として成立」していない

  8. 8

    貿易戦争 中国の切り札「米国債売却」で日本にシワ寄せ

  9. 9

    テニス協会が大坂なおみへ 全米V報奨金800万円は妥当か

  10. 10

    大坂なおみに完敗 女王セリーナが全米決勝で逆上した真相

もっと見る