【タコのネギダレ和え】北の荒海が育てた食材がコラボ

公開日:  更新日:

鉄板焼 北風(北海道・函館市)

 タコといえば足を食べるのがポピュラー。だが、北海道では頭も好んで食べる傾向にあり、スーパーで毎日普通に売られている。

「一般的ではありませんが、おいしい箇所なので本州の方にもぜひ紹介したいと思っていたんですよ。以前はマリネで出していたんですが、ネギの大好きなお客さまからのリクエストがあって、試行錯誤の末に完成したものです」

 地味な見た目にだまされてはいけない。頬張った瞬間にごま油とネギの香ばしいコンビネーションのあとに、足とは違ったタコの頭の、硬くなくそれでいて軟らか過ぎない絶妙な噛み応えがたまらないのだ。

 レシピの1人前300グラムは多く感じられるかもしれないが、食べ始めればあっという間になくなることは間違いない。

「アクセントは昆布茶のもとですね。味に丸みが出て奥深くなりますよ」

 昆布の名産地といえば、もちろん北海道。昆布とタコの頭という北の荒海で育まれた食材がコンビを組んで最高のおつまみを生み出す。

(来週はガラムマサラのハサン・メハディさん)

 《材料》 
・タコの頭 約300グラム
・万能ネギか青ネギ 2/3カップ(カットしたもの)

●調味料
・ごま油 小さじ2
・醤油 小さじ2分の1
・昆布茶 小さじ2

 《レシピ》 
(1)タコはボイルして食べやすい大きさに切って、ネギは小口切りにカット。
(2)カットしたネギに昆布茶を加え、しんなりするまで混ぜる。
(3)②のネギにごま油、醤油を加えて、タコと混ぜ合わせて完成。

今日の達人 荒谷利幸さん

▽あらや・としゆき
 ホテルマンとしてレストランのホール、宴会場の担当などを経るうちに料理に興味を抱き、21歳のときに札幌の有名鉄板焼き店に飛び込む。16年間の修業の後、現在の店に立ち上げ時にスカウトされる。炎が大きく立ち上るフランベはもとより、カービングフォーク、ナイフのみでエビの殻をむく妙技は一見の価値ありだ。

▼鉄板焼 北風
 道南最大級のショットバーであるラウンジ&バー北風に併設される形で2013年に創業。格式高い雰囲気ながらもリーズナブルな価格で肉類はもちろん、地元北海道産中心の新鮮な魚介類を目の前の鉄板で豪快に焼き上げる。常連客に加え、海外からの予約もあり連日賑わっている。年中無休。
北海道函館市本町8―20 みつわビル5F ℡0138・83・2325

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